沖縄県知事が9月5日から訪米することが報道されています。The Informed-Public Projectでは、これまでの県知事訪米や国連訪問で用いた書簡や資料を開示請求で収集し、検証・分析をしてきました。その結果、…
CATEGORY 米軍基地行政
嘉手納基地のPFAS汚染:ホスト国日本の調査は幕引きに使われたのか
. はじめに 2016年に沖縄県企業局から報告された嘉手納基地が汚染源と考えられるPFAS汚染。報告から8年がすぎて、汚染を示すデータや調査報道があっても、日米政府は認めようとしない。 この間、日米間で密かにこの件は幕引…
世界自然遺産登録後もなぜウォッチが必要か:日米政府の課題は克服されていない
世界自然遺産の1回目の2018年の登録延期(通称落選)の理由については、環境省が国際自然保護連合(IUCN)の技術評価書(以下、評価書)を元にした正確な引用をせずに説明してきたことや、メディアでの廃棄物報道が多くされてい…
環境省も沖縄県も知っていた:北部訓練場返還跡地に残されていたもの
北部訓練場返還跡地の状態と世界自然遺産登録の問題は、これまでに宮城秋乃さんの調査活動で明らかになり、Okinawa Environmental Justice Projectの国際発信で国際社会に届くようになりました。 …
沖縄県PFAS汚染マップと現状(2024年6月)
現在、全国的にPFAS汚染が検出されている報道が次々とでてきています。 沖縄県では、2016年に水道水を所管する県企業局から北谷浄水場の水源で、嘉手納飛行場由来と考えられるPFASが検出されてきたことが発表されたところか…
IPPレポート No.4 検証:2013年HH60墜落〜日本政府は米軍飛行再開に「理解」
2013年HH60墜落時の日本政府の文書についての調査をアップします。沖縄では2017年10月11日、CH53E大型ヘリが沖縄島北部、東村高江に墜落、炎上しました。その後、米軍は、具体的な事故原因、再発防止策を明らかにし…
日本環境管理基準(JEGS)2016年版リリースについての見解(速報)
The Informed-Public Project 代表 河村 雅美 2016年9月16日 日本環境管理基準(Japan Environmental Governing Standards, JEGS)が2016年版…
IPPレポート No.1【速報版】日本政府は米軍に沖縄の要求を正しく伝えているか :PFOS汚染を事例にした沖縄県、沖縄防衛局、米軍間コミュニケーションの検証
河村 雅美(The Informed-Public Project 代表)Dr. Masami Kawamura2016年3月25日 ポイント 沖縄防衛局は県企業局の要請を稚拙な英訳で米軍に送付している。稚拙な英文書簡は…