普天間基地周辺のPFAS汚染状況マップ更新

普天間基地周辺のPFAS汚染状況マップを更新しました

IPPは、汚染状況把握・理解のためのビジュアルエイドとして普天間基地周辺のPFAS汚染状況のマップを作成・更新してきました。県の調査が2019年4月に発表されており、遅くなりましたが、IPPのマップを更新しました。

普天間基地由来とされるPFAS(PFOS、PFOAの汚染)問題のこれまでの経緯については以下の記事を参考にしてください。
「普天間基地周りのPFOS/PFOA汚染 : 宜野湾市の当事者性を問う」(2018年10月22日)
「沖縄県による普天間基地周辺のPFAS(有機フッ素化合物)汚染調査に関する意見書」(2019年4月19日)

今回、マップで更新した情報は以下の2点です。

1)沖縄県2018年度冬季調査データ
2019年4月23日、沖縄県環境保全課は「平成30年度(2018年度)有機フッ素化合物環境中実態調査の冬季結果報告について」を発表しました。
今回の調査では、普天間基地周辺以外の新たに比謝川周辺、天願川でも調査を実施していますが、比謝川、天願川についてはまた別記事で触れます。
この結果を受け、データを更新しています。

2)西普天間返還跡地との関係を情報として追加
また、西普天間の返還跡地との関係をマップに情報として重ねました。
普天間基地周囲では最高濃度のPFAS検出がされているチュンナガーは、西普天間の跡地区域に位置しています。また、その付近は跡地計画の中で都市公園の区域にはいっています。これは西普天間返還跡地の水の汚染問題です。
昨年から既に宜野湾市議会でも玉城健一郎議員が質問していますが(2018年6月定例会)市の答弁は「西普天間住宅地区では、都市公園の整備計画において、国指定文化財のチュンナーガーを初めとして複数の湧水群を利用して園路整備等を検討している段階でございますが、これら湧水群からのPFOS、PFOAについての検出については、考慮しながら関係部署と調整をしてまいりたいと考えております。」というものでした。何を「考慮」して、どの部署となんの「調整」を何の目的でするのでしょうか。 
跡地利用特措法にはPFOS、PFOAはもちろん調査項目に入っていません。

以下、マップです。今回は、地下水の流水方向を地図にいれています。

このPFAS汚染視覚化事業は一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストのスポット助成事業により実施しています。